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Introduction Introduction

聖なる本「ケルズの書」に秘められた不思議な力
美しいケルト文様が万華鏡のように動きだす!

2016年日本でも公開され注目を集めた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』。同作にさきがけ、トム・ムーア監督のデビュー作『ブレンダンとケルズの秘密』は、アカデミー賞長編アニメ賞にいきなりノミネートされるという快挙によって、世界中を驚かせた。『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』の青に対し、本作はアイルランド・カラーの緑一色。ごく一部のシーンを除き、伝統的な2Dの手描きで作られており、中世絵画にならって現代的な遠近法を排し描かれた。「ケルズの書」の鮮やかで美しいケルト文様が万華鏡のように動きだす様は圧巻だ。その技術の高さ、表現の豊かさは、アニメーションを超えて、一級の絵画を見るような印象を与える。音楽は、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』同様、数々の映画音楽を手掛けるブリュノ・クレとアイルランドを代表する音楽グループ、KiLA。

聖なる本「ケルズの書」に秘められた不思議な力<br>美しいケルト文様が万華鏡のように動きだす!

Story Story

9世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえ、ケルズ修道院を囲む塀を作る大規模な工事が続く中、バイキングに襲われたスコットランドのアイオナ島から、高名な修道士エイダンが、一冊の「聖なる書」を携え逃れて来る。その本には隠された知恵と力が秘められていた。本を完成させるためブレンダンは、インクの原料である、ある植物の実を探しに、危険を冒して、不思議な生き物が隠れ住む魔法の森へ出かける。森でオオカミの妖精アシュリンの助けを得てブレンダンは、無事に実を持ち帰るが、バイキングの襲来がケルズにも迫っていた。ブレンダンは本の力によって、迫りくる闇を打ち砕き、世界に光を取り戻すことができるのか?

Story
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Book of Kells Book of Kells

9世紀、アイルランドの修道士によって作られた豪華な装飾が特徴の福音書。マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝が納められている。「世界で最も美しい本」として知られ、ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館に17世紀から350年にわたって保管され、年間90万人が訪れるというアイルランドの国宝である。ケルト特有の渦巻き、人、動物が描かれ、ケルト美術の最高峰とも言われている。

Book of Kells

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Comments Comments

  • とても興味深く観ることが出来ました。『美しい』映画でした。 我々日本のアニメーション制作者も学ぶべき”美しさ”を持った作品なのではないでしょう か。

    安藤雅司さん(作画監督『千と千尋の神隠し』『君の名は。』)

  • 目と心を幻惑する万華鏡!

    ハリウッド・レポーター

  • 熱狂するほど魅力的!

    ヴィレッジ・ヴォイス

  • ケルトの伝説とクリエイティブな アニメーションの融合に息をのむ

    シアトル・タイムズ

  • この映画の核心は、その魅惑的な色と、ケルトの文化やデザインにオマージュをささげた独特の映像スタイルにある。その技術やモチーフは、アンリ・マチス、宮崎駿、アニメーションスタジオ、ユナイテッド・プロダクションズ・オブ・アメリカのミニマルな作品を彷彿とさせる。

    NYタイムズ

  • 私は幼少期から聖書を見るのが好きで 聖書に描かれた絵から沢山の想像をした。 その中でも最たる芸術、世界最高の書は ケルズの書である。どこまでも細密で 人間には描ききれない美しさ。 それは天地創造をされた神の絵本のようなもの。 映画そのものがケルズの書のように美しくそして謎めいた演出は見事だ。 平面なのに奥行きがありこんな描写を スクリーンで見るのは事件ではないか。 大人たちが見るべき、生命が描く壮大な書。 絵とは、祈り、そして願いそのものなのかもしれない。

    森本千絵さん (goen°主宰 アートディレクター)

  • ☆☆☆☆
    魅惑的!マジカル!そして壮麗!

    LAタイムズ

  • 宝石のように輝く色と 複雑な線描がもたらす甘美な映像体験

    ヴァラエティ

  • ケルトの伝説と中世の写本を丁寧に調べて描かれたアニメーション。ヨーロッパのアニメーションが決してアメリカに後れをとるものでなく、むしろその先を行くことを示すオリジナリティあふれる作品。

    イヴニング・スタンダード

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